カテゴリー : Research memo

AMLフォーラム

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うーんいい天気!
こんな本郷キャンパスの一番の見ごろに、出身研究室の外部向け発表会があり
情報収集に参加してきました。
諸先輩方、共同研究や研究会活動でお世話になった方々と
毎年恒例で顔を合わせることができる、特に外部活動にやや閉鎖的な
今の会社に入っている状況では、とてつもなく貴重な機会です。
正直なところ、こういうところで刺激を得たり、人的ネットワークを
作っておかないと、新しいネタもモチベーションも出てこないですしね。
いつ転職するかも分からないし。
卒業して1年半経ちますが、学生が自由に、自ら強い意志を持って
何かに取り組んで、形にして発表している姿に嫉妬する思いが
年々強くなっているのを感じます。
現状に対する不満があるわけでもなく、純粋に、「ああ、いいなー」と思ってる。
もはや、ないものねだりなのかな?
単に6年間の過去に対する懐かしさから来ているのかな?
何か忘れ物をしているのかな?
その答えはじっくりと考えて出す必要もなく、ちょっとした心地よさが残った
今日の一日でした。


ソフトウエアアーキテクトになった

The eLearning Series: Systems Engineering for Software Intensive Systems
5月下旬から先週まで、このCMUの遠隔講座を受けてました。
Principles of Software Architectureという、ソフトウエアアーキテクトを
養成するプログラム。
このページを見る限り、16個の講義を受けることくらいしか分からないなあ。
実際は毎週の宿題と、実技のグループワークがあり、
この講座で学んだソフトウエアアーキテクチャ作成アプローチを
実践して、仕様書作成とCMUの講師に遠隔プレゼンをして、終わり。
これが実際のところかなりハード。アメリカの大学院の授業だから
宿題が多い。週に最低6時間、グループワークの最後のほうは
15時間くらいは費やしていただろうか。。。
もちろん通常業務はあるので、このために週末の1日はつぶれてました。
内容は、大まかに言えば上流設計のプロセス。
アーキテクチャの段階で、パターン・戦略の適用、評価、再構築を
繰り返すことで、品質が高く、リスクの小さい(あるいは、リスクを明確にした)
アーキテクチャを作るというもの。
および、そのドキュメント化。UMLのようなツールを利用する。
実践を通してこんなに身になった講座は初めて。
さすがCMUの授業。あーんど、自分も良く頑張ったものだ。
ただ、このアーキテクトの能力を生かせる環境が我が社にあるかどうか。
これが最大の難関だったりする。。。
いちおう、事業本部のトップも注目してくれているだけに、
せっかくだから「アーキテクト」を名乗って、何らかの役には立てたいものです。
ちなみに、ソフトウエアアーキテクチャ、ソフトウエア開発プロセスに
関する書籍は最近非常に増えてます。
今回の講座も、NASA, Boeing, サムソンが採用しているらしい。
UMLやコード自動分析・作成のためのツールも、
まだ研究も始まって歴史が浅い(5-10年)とのこと。
CMUの人に「研究やってみない?」って言われたけど、うーん、どうしようかなー。


ひゃー終わった(ubicomp WS 発表)

最近2週間くらいのプレッシャーだった、
Ubicompワークショップでの発表が終わりますた。
仕事の開発の締め切りもあって、準備は土曜だけという
今までにない危機的状況で、発表練習もほとんどせず、
結果、発表はどもどもかみかみになりながらも耐えたって感じでした。
でも、ワークショップながらも念願のubicomp出席。
自分の発表に対する質疑もたくさんあって有意義。
知り合いもたくさんいたし、新しい知り合いもできたのも収穫。
そして何よりも明日からの質の高い発表を聞くのが楽しみ。
早速、これも試してみたいなー。


2WD自転車

フルタイム2WD自転車
特 徴
■ 後輪動力を前輪に機械的に伝達
■ ハンドル動作の影響を完全にキャンセル
こんなメリットがあります
■ 前輪が牽引するのでふらつかない
■ 障害物などの乗り越えがスムーズ
■ 軟弱地 (砂地,悪路など) の走破性が良い
■ 軟弱地でのハンドリングが良い

研修関連でロボットとエンターテインメントについて調べているときに発見.
確かに盲点だった...なんで今までなかったのか.車を2WD -> 4WDにするのと同じ考え方なのに.
雪道,砂利などの悪路に強く,普段でもふらつかないとのこと.
急に曲がるときの前後の車輪の回転差はキャンセルできるのか?
さらにここではアンドロイド受付嬢SAYAが.理科大危険!
井川遥と鈴木京香にちょっと似てますな.


URON研究会

働いてから初めての外部出張.
今の職場の内容と異なる,興味のあるユビキタス関連の研究会.
幸運にも委員として関わることができ,しかも大学時代にお世話になった先生方や先輩後輩,共同研究などで知り合った方々とご一緒するチャンスが得られたこと,本当に幸せでした.
研究会の内容も,各企業,大学の考え方が交錯した活発な議論の場となり,自身の今後のネタ探しにも参考になりました.
正直,仕事のモチベーションが下がってたんですが,思わぬところで励ましもいただき,研究会にこれほどまでに助けられるとは思いもしませんでした.
「自分の道を信じて,会社でも発信し続けること」
粘り強く,やっていきまっせ!


Pervasive 2004から見えてくるユビキタスの未来像

【レポート】Pervasive 2004から見えてくるユビキタスの未来像 (MYCOM PC WEB)
PhosphatidylSerineから.内容はLife logの話がメイン.会社でこういう話をしてもとことん受けが悪かった...
「これに何でお金を払うの?」「会社なのだからプライバシーは絶対だ」って.ごもっとも.
Pervasive2004でもプライバシーの議論はまだないのか.
レポート中の残しておきたい一節を.

今後、ユビキタスコンピューティングでは、ほんとうにありとあらゆるものにコンピュータを組み込む、という研究が進んでいくだろう。おそらくそのときに、「そんなものにコンピュータを組み込んでどうするのだ!?」と感じることは少なからずあると思うのだが、その言葉はぜったいに口にしてはいけないのだ、ということをあらためて感じさせられてしまった。


JEITAの刊行物

http://www.jeita.or.jp/japanese/public/index.htm

中身は見れませんが,概要を見る限り役に立ちそう.
個人的に見たいのはこちら
- ユビキタスネットワーク技術に関する調査研究報告書
- 映像デジタルコンテンツ評価システムの開発に関するフィージビリティスタディ報告書
- FPDガイドブック(2003年版)ユビキタス社会を支えるヒューマンマシンインターフェースFPD(フラットパネルディスプレイ)の最先端技術の全貌
#本当はここ(http://it.jeita.or.jp/eltech/report/index.html)にあるのが見たいのだが・・・
何で見せてくれないのやろ.
会員価格って書いてあるけど,特に会員番号はないみたいだし,
協賛会社に所属していればいいのか?あっさり買えそうだゾ.
会社のお金で買えるのか聞いてみよう.
うちの社長が会長なんだし買えるでしょ???
最後のディスプレイ・・・はうちの会社にいると否が応でも知りたくなる内容.
非会員でも値段がそれほど変わらないので個人購入しちゃうかな?