ソフトウエアアーキテクトになった

The eLearning Series: Systems Engineering for Software Intensive Systems
5月下旬から先週まで、このCMUの遠隔講座を受けてました。
Principles of Software Architectureという、ソフトウエアアーキテクトを
養成するプログラム。
このページを見る限り、16個の講義を受けることくらいしか分からないなあ。
実際は毎週の宿題と、実技のグループワークがあり、
この講座で学んだソフトウエアアーキテクチャ作成アプローチを
実践して、仕様書作成とCMUの講師に遠隔プレゼンをして、終わり。
これが実際のところかなりハード。アメリカの大学院の授業だから
宿題が多い。週に最低6時間、グループワークの最後のほうは
15時間くらいは費やしていただろうか。。。
もちろん通常業務はあるので、このために週末の1日はつぶれてました。
内容は、大まかに言えば上流設計のプロセス。
アーキテクチャの段階で、パターン・戦略の適用、評価、再構築を
繰り返すことで、品質が高く、リスクの小さい(あるいは、リスクを明確にした)
アーキテクチャを作るというもの。
および、そのドキュメント化。UMLのようなツールを利用する。
実践を通してこんなに身になった講座は初めて。
さすがCMUの授業。あーんど、自分も良く頑張ったものだ。
ただ、このアーキテクトの能力を生かせる環境が我が社にあるかどうか。
これが最大の難関だったりする。。。
いちおう、事業本部のトップも注目してくれているだけに、
せっかくだから「アーキテクト」を名乗って、何らかの役には立てたいものです。
ちなみに、ソフトウエアアーキテクチャ、ソフトウエア開発プロセスに
関する書籍は最近非常に増えてます。
今回の講座も、NASA, Boeing, サムソンが採用しているらしい。
UMLやコード自動分析・作成のためのツールも、
まだ研究も始まって歴史が浅い(5-10年)とのこと。
CMUの人に「研究やってみない?」って言われたけど、うーん、どうしようかなー。

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