社会人になってからのマンガの読み方
- 2011年 8月8日
コロコロコミックから始まり、ジャンプ、マガジン、サンデー、ヤンジャン、ヤンサン、スピリッツ、月マガ、。。。と、約25年間続いた週刊や月刊のマンガ購読が、留学によって途絶えてからちょうど2年。
マンガ購読の習慣は戻ることなく、もっぱらビジネス書、自己啓発書、技術書を買ったり借りたりして読むようになりましたが、漫画喫茶に何度か行って、これも同じくらい、人生のためになると気づきました。
週刊購読と何が違うのか?
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カテゴリー : Reviews
コロコロコミックから始まり、ジャンプ、マガジン、サンデー、ヤンジャン、ヤンサン、スピリッツ、月マガ、。。。と、約25年間続いた週刊や月刊のマンガ購読が、留学によって途絶えてからちょうど2年。
マンガ購読の習慣は戻ることなく、もっぱらビジネス書、自己啓発書、技術書を買ったり借りたりして読むようになりましたが、漫画喫茶に何度か行って、これも同じくらい、人生のためになると気づきました。
週刊購読と何が違うのか?
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クリス・アンダーソンの「FREE」を、早稲田大学教授の野口智雄氏が、日本での事例を交えて解説、批評した本。原著の「FREE」を読む前にちょいと見つけて読んでみました。結論から言うと、著者の独善的な所が目立ち、かなり残念な感じ。
「FREE」の4つのポイントは、
なのですが、著者がマーケティング専門のせいなのか、新しいビジネスモデルよりも、1.の直接的内部相互補助における人集め・興味集めといったマーケティング効果にフォーカスしすぎています。
Googleの各サービスや、AppleのiTunes、マイクロソフトのWindowsなど、特にIT業界で進む「場」「エコシステム」を提供する、プラットフォーム戦略について説明、分析した内容。IT業界にいる人なら、思考の整理に使える本。IT業界じゃない人には、考え方に発見があるのではないでしょうか。(合コンも例の一つ) 難しい事はあまりなく、なんか見たことある流れだなぁと思ったら、大前研一の大学で使った授業の内容の焼き直しかもしれません。
マルコム・グラッドウェルという名前と、一万時間、ティッピング・ポイントというキーワードは聞いていたので、厚木図書館で手にとった一冊が、Outlier。Outlier(アウトライヤー)は「外れ値、飛び抜けたもの、標準から外れたもの」。CMUで留学中に統計、品質分析で出てくるOutlierはどちらからと言えば信頼性の低さを示す「悪者」だが、この本、いや、この訳本は「天才」って訳してます。多分、内容的には、「抜きん出た成果を出せた人」、が正解だと思う。結論から言って、私はがっかりした訳本でした。
(ちなみに、Bookなどのレビューでオススメなものにはrecommendedのタグを付けています。分かりにくい。。。別の方法を考えなければ)
雑誌PRESIDENTやビジネス・ブレークスルー大学のメーリングリストで頻繁に記事を観ている大前研一さんの本、実は読んだことがなかったので。
この本は大前さんが1980-90年代にHBRに投稿した記事の日本語訳の集まり。
このころは日米欧の3拠点がグローバルの市場をリードし、しかもJapan as No.1と呼ばれたころであるが、企業や経済活動のグローバル化は現在も進行中で永遠の課題なので、トピックは古くはないです。
曖昧なまま憶測で結論に持っていかず、ロジカルな思考を心がけ、好奇心と情熱を持って行動して欲しい。
「自分が好きなことは何か」「自分の適性(他人よりもよくできること)は何か」その二つが重なる分野を選んで、あとはよいコーチを求めて突き進めばいい。そうすれば、必ずなにか見えてくると思いますね。
コーチが欲しい。。。留学中はメンターがいたんですが、今、会社にはいないなぁ。
11月の日経の「私の履歴書」は、味の素会長の江頭邦雄さんで、企業人として非常に参考かつ共感を持った内容でした。
江頭さんは、外国で働くことを目標にし、ちょっとした出会いもあって味の素に就職しました。ただその後は、九州への出向、労働組合、オイルショックでの資材調達先効率化など、思い通りにならない業務を20年近くこなしました。
しかし、どの業務でも腐らず、その場でやるべきことを目いっぱい取り組んで、自分の足跡を残し、それを誇りにして、最終的に会社を導く立場にまで登りつめました。
働いていた場所が必ずしも自分が夢に描いていた舞台でなくても、主導的に仕事する。この生き方が「随処に主となる」という言葉とのことです。
僕自身、今の会社での今の業務は、就職前にそうなるはずだった舞台とは全く異なってます。正直すぐ辞めてしまうと思ったことは多々あったんですが、主業務をこなしつつ転がってきたチャンスを拾い続け、研究者でなくエンジニアでもない、さらに先にある新しい企業人像を目指して進めるようになりました。「随処に主となる」に近い道のりを歩んでいるんではないかと思ってます。
さらに江頭さんの素晴らしい点は、公平に物事を判断し、戦略を決め、さらにそれを公平に伝達することができることだと思います。特に最後の「伝達力」が発揮する成果はすさまじいです。毅然とした説明対応で総会屋との縁を切り、赤字の九州の工場やM&Aしたヨーロッパの子会社では、解雇をしないで自ら一人一人に役割と意義を伝えることで生産性を倍増させたことは、世界で従業員数万人を抱える企業の社長が簡単にできることではないと思います。
自分の目標とする人ができました。
Mr.&Mrs.Smith(2005) @日劇PLEX
物語 ★★★★☆
配役 ★★★★★
映像 ★★★☆☆
トータル評価 ★★★★☆
ブラットピットにアンジェリーナ・ジョリー。
男女のセクシーアクションNo.1スターを挙げればこの2人に
なると思うキャスティングで期待したこの映画。
#正直なところ、ハリポタが混んでいたのでチョイスしたんですが。
2人の暗殺者が、互いの仕事を隠しながら仮面夫婦生活をする、
というストーリーなんですが、意外なコメディータッチで駆け引きが面白い。
もちろんアクションも上質です。
DINKS、共働きなご夫婦には特に実感があり(?)オススメかも。
やはり夫婦は何事にもパートナーがよいですな。
容疑者室井慎次(2005) @日劇PLEX
物語 ★★☆☆☆
配役 ★★★☆☆
映像 ★★☆☆☆
トータル評価 ★★☆☆☆
踊る系はいつもテーマがあるとすると、今回のテーマは
「権力を持った者は、意図するしないにかかわらず、人を傷つけてしまう」
ということでしょうか?
室井さんファンですが、ちょっとやりすぎかな、という感想。
室井さんを取り上げすぎ、という意味ではなく、
悪対良の比率が極端に悪に偏りすぎかなということ。
まだ公開したばかりなのでネタばれしないようにあまり話しませんが、
やや不快になりもしました。
やはり、青島の軽やかさがあってこその踊るシリーズなんだなと
思う次第です。
田中麗奈の走りっぷりは見事。
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