カテゴリー : Business

イノベーションというのは、1000の可能性に『ノー』ということだ

なぜスティーブ・ジョブスが稀代のイノベーターであるか、なぜ顧客が彼やApple製品に惹かれるか、この記事に詰まっている。

ジョブズ氏が言う「つまらないものは捨てろ」の意味
http://www.nikkei.com/biz/world/article/g=96958A9C93819499E0E7E2E28A8DE0E7E2E7E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E7E2E0E0E2E3E2E6E1E0E0

「“集中する”というのは、集中すべきものに『イエス』と言うことだと誰もが思っている。だが本当はまったく違う。それは、それ以外のたくさんの優れたアイデアに『ノー』と言うことだ。選択は慎重にしなければならない。私は、自分がやってきたことと同じぐらい、やらなかったことに誇りを持っている。イノベーションというのは、1000の可能性に『ノー』ということだ」

顧客は単純さを求めており、それにはユーザー・エクスペリエンス(使用体験)を損なうようなものを排除しなければならない――対象が製品デザインであろうと、ウェブサイトの構成、マーケティングや宣伝資料、プレゼンテーション用のスライドであろうと同じだ。「イエス」より「ノー」と言う回数を増やす。そして、つまらないものは捨てるのだ。

ぐっとくる。井深さん、盛田さん、大賀さんのエピソードを見る限り、うちの会社もできていた。だからうちの会社があった。今は、誰が見ても、無い。

#本記事はPublicな情報に基づいてのみ述べています。


[Book] 大前研一 「戦略論」

大前研一 戦略論―戦略コンセプトの原点
大前 研一
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雑誌PRESIDENTやビジネス・ブレークスルー大学のメーリングリストで頻繁に記事を観ている大前研一さんの本、実は読んだことがなかったので。

この本は大前さんが1980-90年代にHBRに投稿した記事の日本語訳の集まり。
このころは日米欧の3拠点がグローバルの市場をリードし、しかもJapan as No.1と呼ばれたころであるが、企業や経済活動のグローバル化は現在も進行中で永遠の課題なので、トピックは古くはないです。

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動くため、働くためのシステム

少し更新が空いてしまいました。
自分にとってはGWどころか久々のゆっくりできる休日です。なぜなら、

  • 震災の影響で(勇み足で、振り上げた拳を下げられなかった、との声が多いですが…)、GWの祝日は出社。
  • 先週の週末は帰省し、子供とたくさん遊んだ。
  • その前の週末はアメリカからの帰国で潰れた(土曜日の午前に出国して、到着が日曜日の夕方で、月曜日出社だから、事実上休日なし。だから海外出張はあまり好きではない…)。

今日はTorneにたまった(まだPSNにログインできませんね。。)、ガイアの夜明けとカンブリア宮殿をながら見してました。そこで非常に印象に残ったのが、「靴下屋」タビオと、西島、の2つの企業の、理念、システム、何よりもそこで働く人達の顔、でした。

少しご紹介します。

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