CNET Japan Innovation Conference 2006 Autumn

今日(もうこんな時間・・・昨日か)は、CNET Japan Innovation Conference 2006 Autumnに行ってきました。
業務とは直接は関係しないので、有休をとって参戦。
内容はずばりWeb2.0の先駆者が集まって、その強みと今後を語る、といったものです。
注目は、Google Earthのchief technologistの話と、話題のネットエイジの取り組み。パネルも面白かったかな。
Google Earthを使った環境問題のプレゼンは珠玉の出来でした。ドイツの学生が最初にやったらしいですが、Google Earthに環境情報の時系列グラフをアニメーション表示したり、定点カメラをクリックして映像や音声を出したり、あんなにいろんな情報をグラフィカルにオーバレイ表示できるとは知らなかったです。
ネットエイジは、今年のこれから立て続けに新サービスを立ち上げるそうで、その内容をこの会場で初めて見せるというものもありました。個人的に、blogやSNSの使い方に疑問というかもっとうまくできないのか、と思っていたことがあったのですが、いくつかは解決するようなサービスがあるようなので、早速トライしてみようと思います。これについては追ってレポートをば。
パネルでは、Web2.0ってそもそも何よ?という問題についてパネリストが答える場面がありましたが、
・創発的ディベロップメント、芸能的プロダクション、互恵的オープンネス
(簡単には、コミュニケーションが相互の才能を引き出し、臨界点を超えたコンテンツや、流動性が産まれる、と言った内容)
・単にインターネットの本来の姿が現れようとしている段階
(YouTubeはかのNegroponteが95年に言っていたとか)
・crowdsourcing(群衆に任せる開発活動、アウトソーシングを中国でなくインターネットユーザにする)
というのが納得する意見でした。
ちなみに、LivedoorとMicrosoftは、イマイチでしたね。。。
今日取り上げられたものを実際に使ってみながら、Web2.0を自分で咀嚼してみようと思います。

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