WirelessJapan報告

今年も行ってきました、Wireless Japan。
仕事がワイアレス関係になりそうなので、今年は本気モードの調査。
キャリアの端末やサービスには基本的に興味がないので、
技術的なところでいくつかメモを。
・WiMAX
平成電電が全国展開をぶちまけたせいか、標準化が終わろうとしているせいか、
キャリアもチップメーカもかなり盛況。
YOZANがキャリアとしての展開シナリオを発表していた。
まずはホットスポットの足回り(2006) -> 端末展開(2007, 2008)というシナリオは
平成電電と同じ。ただYOZANはVoIPサービスが前提らしく、データ中心の平成電電とは異なる。
疑問点だった、WiMAXのスループットは16eでは最大75M、実効は50Mもいかないので
3GのHPDSAにも及ばない可能性があり、VoIP、メール以上のサービスは求めてない。
それでもバックボーン運営費が交換機でなくルータですむだけで効果絶大とのこと。
うーん、あまり魅力は感じないのだが。。。
チップメーカは、Intelのみ、07年PCMCIAカード、08年ころPC内蔵、WiFiとは別になる
(複合機はもっと後)という計画とのこと。
・ZigBee
FreeScale, amber代理店(失念), chipconがモジュールとして出展。
802.15.4の標準もZigBeeアライアンスも確定し、これからどんどん売りたいとのこと。
サービスシナリオは意外とどこも全然描けてない。
・Willcom W-SIM
アンテナと記憶容量があるわりに、とても軽い!(数グラム程度?)
バッテリと筐体と画面とCPU回りがないだけで、こんなに軽くなるとは思わなかった。
W-SIMを刺して、電源を入れて、1秒程度で使用可能に。意外とこれすごいかも。
・RFID
去年より減ったかも。でもKDDIのタグリーダ付き携帯の進捗と展開はすばらしい。
CD屋でCDジャケットについてるタグを読んで携帯で視聴できるサービスがとても好評らしい。
NICTでは行動ブックマークにRFIDを利用するサービスがあった。
・その他
以前のカキコにあったNICTのネットスピーカは、無線版も作れるらしいです。だったらほすぃなー
位置情報を作ったデモは会場ではできないそうです。残念。
eMobile(eAccess)の「新しい携帯」のモックアップはどれも斬新で面白そう
HARADAというアンテナ会社のビームアンテナはすごい
最後に、今年も東芝(★写真)が派手、ただレベルは今年もauが最高でした!
・・・って、コンパニオンのおねーさんの話題です。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
  1. 平成電電CHOKKAの危険性

    平成電電CHOKKAの危険性
    10%の高利を保証(するようにみせて)して、資金を集めている。ということは、一般の信用力は低くて、銀行は貸してくれないという…

  1. トラックバックはまだありません。

Spam Protection by WP-SpamFree